いろいろな活動内容

中西三貴雄・大久保康徳のフランス研修レポート2011

2011年10月25日(火) 2日目

07:00

この日はカカオバリーアカデミーで講習会を受講するためにホテルを07:00に出発し、
電車で約1時間30分かけてカカオバリーの在るムーランへ。
(だいたい夜が明けてくるのが08時30分で、ヨーロッパではサマータイムを導入し、日が長い時間を有効活用していました。

09:30 
カカオバリーアカデミーに到着 講習会開始

カカオバリーアカデミー到着!
セバスチャン・バウアー氏

今回2日間の講師をして頂くのは"ANGELINA"のシェフ、
パティシエのセバスチャンバウアー氏(彼は13歳からパティシエの道に進みピエールエルメ等で修行を積み現在34歳。)
僕達が日本人だということで馴染みのある抹茶・小豆・ゴマを使用したケーキを考えてくれたそうです。
セバスチャンの講習会は材料・フルーツ等の味見をしながら進めていくのが彼のスタイルだそうです。
途中に助手のアントニに「この味をどう思うか??」と質問し、その答えに私はこう思うと意見を出しあっていて、セバスチャンは「味の感じ方には答えなどはなくお互いの意見を出しあうのが大切なんだよ!」と言っていたのがとても印象的でした。
時折冗談を交えながら技術的なことや理論を説明して頂き素晴らしい講習会でした。

右側)助手の"アントニー氏"
講習会の様子
タルトタタン

17:00 
講習会終了

その夜パリへ戻り、セバスチャン達と食事をしに"Le Baudelaire"へ。
このレストランはカカオバリーの商品をたくさん使っているのだそうです。
パンとバターが出てきて食べましたが、バターは生クリームと間違えるくらいに口溶けが良く、脂っこくなくてビックリ!!!でした。
セバスチャンは「バターが良くないとおいしいケーキも作れない」と言っていて、
「日本のバターもおいしいから素晴らしいケーキが作れるんだよ」と笑顔で言っていました。

料理も素晴らしくフランス人の彼らと考え方や仕事に対する姿勢を聞けて内容の濃い2日目でした。

『LE BAUDELAIRE』でディナー