いろいろな活動内容

中西三貴雄・大久保康徳のフランス研修レポート2011

2011年10月28日(金) 5日目

ボアロン社へ

この日はシャトーを朝に出発しボワロン社へ
ボワロン社は世界で初めてピューレの開発商品化に成功した会社で、経営理念は100%の信頼と0%の裏切りだそうで、それを実現できる最新の設備と環境に配慮された工場でした。自社の品質を守るために厳しい検査をし、基準に満たなければ商品は一切出荷しないそうで現にココナッツ・マラデボワは輸出していないで、経営理念がしっかりと行きわたっているのを感じました。
最近ではインドや中国などの新興国からの需要も増えていて、その需要に対応するために信頼できる農家を増やしているそうです。サバトンは新興国からの需要は増えていないと言っていたがボワロンは増えている事に驚きました。最近では野菜のピューレの種類も増えてきて(森さんが聞いたら喜びますね)現在は花のピューレも開発中だそうです。

ボアロン社へ到着!!
ボワロン社商品
ピューレ

セバスチャンブイエ

ボワロン社長と昼食を食べ、駅まで送って頂き電車でリヨンに向かいました。
リヨンに向かった目的は"セバスチャンブイエ"のお店を訪れるためです。リヨンはフランス第3の都市で、町並みは僕が訪れた中で一番きれいで住みやすそうでした。
"セバスチャンブイエ"のお店は両親がされていたお店を引継ぎ改装し、現在では近くにもう一店舗ショコラトリーを営業していました。
お店に着くと彼が出迎えてくれお店を案内してくれました。彼は22歳で"ジュラルーミュロ"のシェフになるなどの凄腕の持ち主です。(ちなみに彼はルレデセールです。)お店は効率を考えられきれいな厨房でした。売り上げの30%はマカロンだそうで冷凍庫にたくさんストックされていました。(最近5店舗目をオープンされたみたいでひっきりなしに携帯に電話がかかってきていました。)もう一店舗のショコラトリーはNYスタイルでお店にはショコラの滝が流れていて彼の発想にビックリ!!!です。
お店の生ケーキの価格帯は350~450円でそれほど高くなく、やはりパリに比べれば安く、日本と同じで東京に比べると地方が安いのと同じだといました。

ブイエチョコ
ブイエチョコ店内ディスプレイ

リヨン

その後フールヴィエールの丘に登りリヨンの町並みの夜景を
眺めにいきました。
夜の町並みは間接照明や白熱灯を使い、温かみがありヨーロッパは照明の使い方が上手だと感じました。
その後はパリに戻りこの日は疲れ果てて眠りに就きました。

リヨンの町並み